TPEヘッド、硬めシリコンヘッド、普通の軟性シリコンヘッド、顎付のROS軟性シリコンヘッド　詳しい説明

近年、ラブドールの製造技術は絶えず進化・向上しており、その精度も格段に高まっています。現在では、よりリアルな質感と外観が実現されているほか、機能面においても大きな進歩を遂げています。

かつて、2010年〜2022年頃までのリアルドールでは、口を可動させる機能（ROS開閉機能）はほとんど実現されていませんでした。
しかし、現在ではこの機能が大きく発展・普及しつつあります。

等身大セックスドールの主な素材は、TPE（熱可塑性エラストマー）、ハードシリコン、ソフトシリコンの3種類があります。
現在では、ハードシリコン、ソフトシリコン２種の素材で作られたヘッドすべてにおいて、下顎関節を組み込むことで、口の開閉（ROS機能）を実現できるようになっています。

軟性シリコンヘッドにおいてROS口開閉機能を実装できるメーカーとしては、普通レベルの場合、大手メーカーのWMDOLLが挙げられます。

例として、WMDOLLのソフトシリコン素材によるROSヘッドの実物動画を下記に添付いたします。
ぜひご覧いただき、柔らかいシリコン素材と下顎関節によるROS口部開閉機能の驚くべき魅力をご体感ください。

 【WMDOLLの軟性シリコン製#85ヘッド （ROS機能付き）口開閉展示写真】

 【WMDOLLの軟性シリコン製#85ヘッド （ROS機能付き）口開閉展示動画】

ハードシリコンヘッドとソフトシリコンヘッドで下顎関節による口開閉機能（ROS）を搭載しているメーカーは、蛍火日記があります。
ソフトシリコンヘッドにおいても、現在市場に存在するほとんどすべてのシリコンメーカーが、下顎関節を組み込みROS口開閉機能を備えています。
つまり、ソフトシリコン製のROS口開閉機能はすでに完全に普及しており、ソフトシリコンヘッドを製造できるメーカーであれば、この機能も搭載可能です。

たとえば、RZR DOLL、Top-sino、Sino、ART-DOLL、Sanhui DOLL、BQDOLL、MMXDOLL、TOP-CY DOLL、Fanrealなど、すべての主要シリコンドールメーカーが、ROS下顎開閉機能を実装しています。

よりリアルでリアリティあふれるドールをご希望の方は、ぜひ一度、下顎関節を搭載したROS開閉ヘッドをご体験ください。
見た目の美しさだけでなく、使用感も抜群です。

また、「ハードシリコンヘッドの口が開閉できる」、かつ「ソフトシリコンヘッドの口も開閉できる」場合の代表的な例としては、蛍火日記が挙げられます。
以下に、「ハードシリコンヘッド 琉璃 ROS口開閉」と「ソフトシリコンヘッド 琉璃 ROS口開閉」の実演動画をご紹介いたします。

（※ただし、硬めのシリコン素材を使用したヘッドは、軟性シリコン素材に比べて、口の開閉範囲がやや狭くなります。）

①【ハードシリコンヘッド琉璃 ROS口開閉】

②【ソフトシリコンヘッド琉璃 ROS口開閉】

ハードシリコンヘッドに下顎関節を組み込んで口の開閉を実現するには、技術的に非常に高度な加工が必要です。蛍火日記のこの技術は、ハードシリコンヘッドにおける口開閉機能の普及を大きく前進させた、まさに画期的かつ画歴的な進歩といえるでしょう。

等身大ラブドールに慣れているベテランの方であれば、ぜひROSヘッドの魅力を一度体感してみてください。
初心者の方には、まずは柔らかいTPEヘッドから始めて、ドールに関する基本的な知識を身につけることをおすすめします。
ある程度慣れてきた段階で、より高級感がありリアルな質感を持つROSシリコンヘッドのご購入をご検討いただくのがよいでしょう。

下顎関節付きのラブドールをご使用の際は、口の開閉を無理に行わないようご注意ください。
強い力で動かすと、下顎関節が破損したり、その他の損傷が生じる可能性があります。
口を開閉する際は、上記の動画のように優しく丁寧にお取り扱いくださいますようお願いいたします。